2012年 05月 28日 13:30
ponpoccoの「推薦図書コーナー」♪
先日公園で、読んでいた本を紹介。
渋沢栄一(著) 『論語と算盤』 (角川ソフィア文庫)
なかなか難解な文章なので、読み解くには少々骨が折れるというか・・・
眠れない夜は、この本を開くと一発です!
良い睡眠導入書(笑)
さてさてこの本を簡単に説明すると、渋沢自身の生き方を通して、「人はいかにして生きていくべきか」という人生哲学みたいなものが書かれています。
その人生哲学のベースになっているのが『論語』。
論語とは人間社会の中でいかにきれいに生きていくかという心の持ちようを説いている本でもあるので、論語の素養があった方が理解しやすいとは思いますが、渋沢は論語を例にとりながら自らの信念・哲学を述べている為、論語の知識がなくても理解することができます☆
渋沢栄一の言う「論語と算盤」こそ、江戸の商人はじめ日本の経営者が求めた価値観を示しています。
事業活動(=算盤)は道徳(=論語)に適ったものでなければならない、と。
まず新しい事業を起こすときの一番の基準はその事業が国、そして人類のためになるかどうかであり、利益は二の次であった。
ponpoccoには、国そして人類のためにならないような事業は長続きしないと言っているように響いた。
また、事業を成功させるために大事なことは、商売のみならず人間として「信用」が一番である、と。
そのためにはコツコツと努力すること。
そして渋沢はその「成功」について次のように述べている。
「成功や失敗といった価値観から抜け出して、超然と自立し、正しい行為の道筋にそって行動し続けるなら、成功や失敗などとはレベルの違う、価値ある生涯を送ることができる。成功など、人として為すべきことを果たした結果生まれるカスにすぎない以上、気にする必要などまったくないのである。」
なんとカッコイイ、セリフだろうか。
大成功した人だからこのように言い放てるのではないかと思うが・・・
やはり大事なことは成功とか失敗という見かけのことではなく、自分自身にとって「価値ある」人生を送っているかどうかにあるのであろう。
かのドラッカーも『マネジメント』の日本語序文で渋沢に触れ、「彼は世界のだれよりも早く、経営の本質は『責任』にほかならないということを見抜いていた」と評価しています。
この本が、また渋沢の生き方が、時代の変遷に耐えうる強さを持ち得ているのは、その理念が「人の心に照らして正しい」という証明に他ならない。
また、コンテクストにある「社会生活における理性と本能の調和」が、いつの時代でも人間に課された大きなテーマであるからこそ、悩める多くの経営者に示唆を与え続けるのだ、と。
2012年 04月 16日 13:11
日曜にアップしたNew 財布つながりで、本日の推薦図書はこちら。
みなさんは、今、どんなお財布を使っていますか?
そのお財布に「こだわり」はありますか?
お財布は単なるお金を入れる道具という役割以上に、使う人の稼ぐ力やお金に対する考え方、ひいては生きる姿勢や周囲の人との関わり方といった、今までの人生を通してあなたが身につけてきた哲学をありありと映し出すそうです。
『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか? 』
著者である亀田さんは、税理士として500人以上の経営者やビジネスパーソンのお財布を見てきた経験を通して、稼ぐ人だけが実践しているお財布の使い方について、ある共通のルールを発見したそうです。
それはひとことで言うなら、「お財布をキレイに使うこと」。
お札を折り曲げることなくきれいにしまえる「長財布」を使うことによって、大切なお金を丁寧に、美しく扱う基本の心掛けが備わると。
そして、この気持ちこそが、お金を引き寄せる一番の秘訣だとか!
お金を大切にする人は、お金のみならず人間関係や、仕事、情報など、お金にまつわる全てのものを大切にしているそうです。
稼ぐ人は自分なりの「お金と財布に関する習慣=こだわり」を持ち、お金に気を向ける事で、その使い方をコントロールしています。
感情の赴くままにお金を使っていては、せっかく手元に入ってきてもいつの間にか無くなってしまう。
あたりまえの事ですが、「自分でコントロールする姿勢」がいかに重要かが記されています。
お財布に訪れたお金を、丁寧に、敬意を持って付き合う。
ま、ホントにお金を引き寄せるかどうか、は別としも
人と向き合う姿勢も同時に見直さないと!って思えた本でした~。
2012年4月16日 16:28 茶輪次
そうですか、お金に敬意を持ってお付き合い。なるほど。
僕は古銭が好きで財布に寛永通宝を4文と1文入れています。
貯まる雰囲気は無いです(笑)
2012年 04月 11日 17:45
久々の推薦図書コーナーは、本日のDiorブログつながりから~
『Backstage Dior』
Veteran New York photographer Roxanne Lowit has chronicled John Gallianoas fashion shows for over a decade.
With a rough-hewn, up-close approach she delves into the fascinating details behind the scenes.
Her collection of snapshotstyle photographs convey the buzz of fashionas consistently most inspiring spectacle.
A bold mixture of color and black-and-white, these images are by turns whimsical and awe-inspiring.
As much a star as the celebrities she profiles, Lowit brings an insider perspective to this world of high glamour.
10数年にわたるGallianoによるDiorの素敵な写真が盛りだくさん。
本のタイトルどおり、モデルさんが生き生きとしているBackstageショットが多く、showの熱気が伝わってきます☆
2012年4月12日 19:6 ponpocco
うふっ(●´艸`)ヾ
2012年4月12日 19:0 papagori55
もう十分Diorが似合う素敵なレディーだよ!
2012年4月12日 12:35 ponpocco
ほえぇ~奥さま! しゅてき(*≧∀≦*)
ponpoccoは、Diorが似合あうレディーになれる日までおあずけでしゅ---(o_ _)o
2012年4月11日 21:30 papagori55
Ponpoccoちゃんdior好きなのね。うちの奥さんも子ども産んでからベビー服とかにこっちゃって、スペインとかフランスとかイタリアとかの輸入代理店やりはじめて、baby diorの買い付けに何度かパリまでおつきあいさせてもらったなぁ・・・。
2012年 03月 20日 15:42
一月末に発売されて以来、秘かに話題になっている本、
『ちいさいぜ! ちょこやまくん』(発見研究所)
ちょこやまくんは「おちょこ」のように小さな器のサラリーマン。
器が小さいから、女の子からの視線には常に自意識過剰で、同僚や後輩には見栄っぱり、自分の健康管理には極端に心配性。
もちろん、お金にセコいことは言うまでもありません。
「こいつ、ちいせいなー!」と笑いつつも、なぜか憎めない、ちょこやまくんのスモールサイズな毎日が描かれています!
○アンケート用紙の年収記入欄に50万多く書く。
→「経費とか入れて実質こんなもん。」それが、ちょこやまくん。
基本、ちょっと盛るよね(笑)
○話し相手が咳してる間ずっと息吐き続ける。
→「ウイルスこわい。」それが、ちょこやまくん。
超わかる! 工事現場チャリで通る時も、息吐き続けちゃったり!(笑)
○社食でカワイイ新入社員が隣にいるのに気づいてるのに挨拶されて驚いた顔。
→「おお、いたの?」それが、ちょこやまくん。
○メニュー熟読するワリに常にハンバーグ。
→「一切失敗したくない。」それが、ちょこやまくん。
などなど。
どれくらい共感できちゃうかな!?
あなたの「ちょこやまくん」度はいかに?!?
2012年3月21日 8:51 茶輪次
ちょこやま君、おもろい!
bicycle.studio-proud.net